一般社団法人 ジャパンオーラルヘルス学会

日本歯科人間ドック学会

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禁煙宣言

ジャパンオーラルヘルス学会 禁煙宣言

2010年6月22日


現在では医科と同様に歯科でも疾病構造が変化したこと、患者層が高齢化したこと、生活習慣病などの基礎疾患を有した患者が増加したことなどから、従来の歯科検診的な方法では社会の要求には応えられなくなりました。

そこで、本学会の目的のひとつに従来の歯科検診を一歩進め、国民の口腔保健の管理・指導を通して、健康の維持に寄与することがあると考えます。

また、検診を通じて、口腔環境に障害をもたらす因子の排除にも指導、助言する役割があると考えます。

特に、口腔の健康とたばこの害については、多くの科学的根拠に基づいたEvidence Based Dentistry があります。私たち学会員は、たばこが口腔環境にもたらす害について熟知している Professional Key Person であり、歯科人間ドックを通じて、たばこの害と口腔の健康保持について、啓発、教育、先導していく立場にあると考えます。

そこでジャパンオーラルヘルス学会は、歯科人間ドックの原点に立ち返って、口腔の健康を保持、増進する立場から、「禁煙宣言」を行います。

  1. 本学会会員の禁煙を推進する
  2. 本学会認定の歯科人間ドック実施施設の全面禁煙を推進する
  3. 本学会主催の学術大会、講習会、研修会の会場施設を全面禁煙とする
  4. たばこ対策と歯科人間ドックの果たす役割を検討する
  5. 歯科医学教育活動における「禁煙と健康促進」を推進する
  6. 各学会、保健医療団体、市民団体などと連携し「脱たばこ」実践活動を推進する



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